- ほけんブログ
りんご病ってなぁに?
頬がりんごのように赤くなることから、“りんご病”と言われています。
医学的には、伝染性紅斑という病名になります。
現在、園内で1名が“りんご病”と診断されました。
どんな病気なのかお話したいと思います💡
ヒトパルボウイルスB19に感染すると、10〜20日程度の潜伏期間を経て、両頬に紅斑と腕や足にレースや網目状の赤い発疹が生じ、続いて腕や足にも同様の発疹が現れますが、
子どもの間で流行する感染症ですが、大人に感染すると、関節痛や頭痛などがみられます。
感染経路:接触感染、飛沫感染
症状:両頬の紅斑、腕と足に左右対照のレースや網目状の赤い発疹、痛みや痒みがないことが特徴です。
1週間程度で痕を残さず自然に消えていきます。
また、発疹が現れる1週間ほど前に微熱、倦怠感、風邪症状が出ることがあります。
登園基準:特に休園の必要はありませんが、保護者の方に記入していただく登園届を提出していただきます。
また、“りんご病“は、症状の軽いウイルス感染症ですが、妊婦さん(特に妊娠初期)は注意が必要です。
妊婦さんが感染してしまったら?
胎盤を通して胎児に感染すると、貧血、胎児心不全、胎児水腫などが起こる場合があります。