公私連携型保育所 廿日市保育園 社会福祉法人くじら公私連携型保育所 廿日市保育園

避難訓練と非常食体験

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避難訓練と非常食体験

避難訓練と非常食体験

9月1日

今日は防災の日です。

毎年防災の日に合わせて、避難訓練と非常食体験を実施しています。

今年も「震度5の地震と津波警報が発令された」想定で、全員2階に避難する訓練でした。

0歳児さんは、避難車に乗って、エレベーター下まで園児を避難させ、階段からは抱っこで避難していました。エレベーターを使わない判断がしっかりできていました。

小さいお友達を避難させる時は、階段の上り下りにとても配慮がいります。早く避難できたクラスの職員が手伝いに行ってくれて、スムーズに避難することができていました。

全員が避難するのに8分弱かかりましたが、誰1人怪我することなく、無事に避難させることができました。

避難後は、担当の先生のお話をきいて、おさらいしました。

頭を隠して、ダンゴムシのポーズはみんなバッチリです。

そのあとは、幼児さんだけで集まって、紙芝居をみたり、非常食のアルファ米を作るところをみたり、防災バックの中身をみたりしました。

マッチで非常用ろうそくに火を灯して、停電時の暗さも体験しました。

そして

今日の給食は、いつもの給食と違い、保育園に備蓄している非常食を食べました。非常時には電気やガスが使えず、給食が提供できない可能性があります。限られた備蓄食材をみんなで分け合って、常温の食事を食べる経験は、いざという時にきっと役立つと思っています。

保育士たちは、子ども達に、あえて見せるように配膳していました。

「みんなも自分ですることがあるかもしれないから、どうやってするか見といてね!」と、自分の命を守る術を子ども達に見せてくれていて、とても嬉しく思いました。

「自分の命は自分で守る」

災害時、子どもは圧倒的弱者です。

小さな子どもだから教えないのではなく、小さな子どもだからこそ、積極的に教えなくてはいけないと、改めて感じた一日でした。

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