公私連携型保育所 廿日市保育園 社会福祉法人くじら公私連携型保育所 廿日市保育園

8.6 平和のつどい

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8.6 平和のつどい

8.6 平和のつどい

先日、廿日市くじら保育園のくじらチームさんと一緒に考えた「きいちゃんを元気付けるために何ができるかな?」の宿題を今日は持ち寄る日です。

まずは、前回の振り返りから。

きいちゃんの気持ちを感じながら、もう一度朗読を聴きました。前回よりも、ものがたりの意味を感じとれている子が多いように感じました。

さあ、いよいよみんなの気持ちを、きいちゃんの傷ついた心に届けよう!

みんなの気持ちが詰まった、きいちゃんへの元気や優しさのプレゼントになりました。

傷ついた心が元通りになることはないかもしれないけど、すこしは元気になってくれるかな。

最後に、みんなもきいちゃんになってみよう!きいちゃんと同じになってみよう!と黄色のライトで照らしてみました。これには子ども達も大喜び❣️「わぁ!」と歓声があがりました。

ひとりのお友達が「先生、くじらTシャツも黄色だから、きいちゃんと一緒だよ!」と教えてくれました。きいちゃんに寄り添う、そんな気持ちをもてた子がいたことが、とても嬉しく思いました。

最後に

80年前の今日、国と国がケンカして、広島で原爆が落ちたことを、子ども達にお話しました。大切な家族や友達が一瞬でいなくなってしまいました。悲しい出来事があった話をしました。

「戦争とけんかは似ているね。けんかをしてもいいけど、仲直りできるけんかをしよう。そして、許せない気持ち、腹が立つ気持ち、色々あるけど、少しだけ相手の気持ちも考えられたら、きっと仲直りできる日がくるよね。」

5歳児にもわかるように話したつもりでしたが、伝える難しさも感じました。でも、まずは、自分にできることから、身近なできごとから「平和」を考えることができる子に育って欲しいと、私達は願っています。

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