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幸せって、優しさってなんだろう?

7月28日
廿日市くじら保育園のくじらチームさんと、平和について考える時間をもちました。
絵本「かわいいきいろのクジラちゃん」のものがたりを、先生たちの朗読で聴きました。
みんな真剣に聴いてくれました。

くじらのきいちゃんは黄色い体で、他のくじら達と色がちがうし、おしゃべりが上手くありません。ものがたりの中には、お母さんくじらがくじら漁の銃で撃たれて死んでしまう、悲しいシーンもあります。
天涯孤独となったきいちゃんが、仲間のくじらの心無い言葉で傷つき悲しみに暮れます。
その様子をなんとか子ども達に見える化して伝えられないかと、2園のくじらチームの担任2人と園長2人で、一生懸命考えました。
紙できいちゃんの心💛を表し、心無いひどい言葉を言われるたびに、きいちゃんのハート(心)がしわくちゃになり、元には戻らないことを子ども達に見せていくことにしました。
「いったいどんな言葉で傷ついたのかな?」子ども達に投げかけてみました。

「ブタ」「キブタ」「甘ったれ」そんな言葉を言うたびに、きいちゃんの心💛はしわくちゃに…


次に、「ごめんね」「きいちゃん、かわいい
ね」「大好き」と優しい言葉をかけるたびに、しわを伸ばしていきました。しかし、傷ついた💛は、先生たちがどんなに伸ばしても、みんなが優しい言葉をかけても、元のピカピカのハートには、戻ることはありませんでした。

さあ、「どうやったら、きいちゃんの心を元気にさせてあげられるかな?」と保育士から呼びかけがあり、子ども達はグループごとに意見を出し合いました。

「きいちゃんに手紙を書いてあげる!」「お友達を作ってあげたら?」「お母さんの絵を描いてあげる!」など、ステキな意見がたくさん出ました。


「よし、8月6日に、また集まって、きいちゃんが元気になるものを、作ってきて集合ね!」と約束して、会を終わりました。
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廿日市くじら保育園のお友達は、お弁当を持って遊びにきていたので、一緒にご飯を食べて、少し遊んで帰っていきました。




8月6日に、会いましょう!