- ブログ
8月6日 8:15

8:10 廿日市市内の防災放送がかかりました。
「5分後、サイレンとともに黙祷をささげましょう」という内容です。
かなり大きな音だったので、子ども達が不安がっているかな?と保育室をのぞいてみると、びっくりした子ども達は保育士のそばに集まっていました。
そして、8:15になり、サイレンが1分間鳴り続けている間は…

保育士を真似て、小さな手を合わせ、静かに黙祷をしていました。
これが広島の8月6日 8:15の、毎年の保育園の光景です。
79年前、広島に原爆が投下された日時に、誰に言われるでもなく、サイレンが鳴ると自然と黙祷し続けています。前に勤めていた園でも、そうでした。
この後、事務所に戻ると、電車で出勤してきた職員が「今日の車掌さん、とてもいい人だった。サイレンが鳴ったら、車内放送で”みなさん、黙祷しましょう”って呼びかけよっちゃった。私も黙祷しながら来ました。」と。
広島あるあるかもしれませんね。
平和を祈る気持ちは、大人も子どもも、国も関係ありません。
子ども達が、毎日元気に保育園で遊べる世界でありますようにと願いながら、私も一緒に黙祷しました。