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くじらものがたりin広島
12月9日(土)、日赤看護大学ソフィアホールにて、「くじらものがたりin廿日市」を行いました。
「くじらものがたり」とは、毎年1回、全国の社会福祉法人くじらのどこかの地域ブロックで、園児・保護者・職員・地域が一緒に参加し、楽しむイベントや催しを企画しています。
それが、今年は広島ブロックの開催でした。私たち、広島ブロックは、2園合同発表会を行うことにしました。
客席には、廿日市くじら保育園、廿日市保育園の2園の保護者と、来賓、社会福祉法人くじらの全施設長が集まっていると、子ども達は知っていました。
発表会の会場が開くのを待っている間、けん玉の練習をしているお友だちを発見しました。
これを見たら、子ども達の「成功させたい」「がんばりたい」気持ちを感じ、私は胸が熱くなりました。
受付を通過する子どもたちの表情も、とても嬉しそうでした。気分も上々のようです。
エントランスには、小さいお友だちの作品をズラリと並べました。会場に来てなくても、小さなくじらの仲間!開演を待っている間も、ミニ作品展のように、子どもたちの生き生きとした表情の写真やエネルギッシュな作品をたくさん見ていただきました。
さあ、いよいよ開演です!
【海の大冒険】 合奏 にじ・そら
海をイメージした曲で、1楽器1リズムパターンで、演奏します。曲の途中から、子ども達は、自分が演奏したい楽器を、移動しながら自由に即興演奏し、音を楽しみました。まさに音楽です。
今まで、見たことのないような合奏だったと思います。でも、私たちは、年に1回しかない発表会で、決められた1つの楽器しか演奏できないという発表会にはしたくなかったのです。
子ども達が、自分で選び、自分で決定しながら、色々な楽器や音に触れることで、もっと主体的に音楽を楽しんでほしかったのです。
中には、お友だちと手をつないで、「次はカスタネットしよう!」と移動しながら演奏している子もいました。シンバルを順番待ちしている間も、リズムをとって身体を揺らしている子もいました。3歳、4歳の感性で、純粋に音楽を楽しんでいたと思います。
もしかしたら、あの最後の3章の演奏をぐちゃぐちゃに感じた方もおられるかもしれません。ですが、私は目を閉じて聴いても、ちゃんと音楽に聴こえました。そして、即興なので毎回違う演奏です。12月9日の演奏は、12月9日だけのもの。2度と同じ演奏はできない、特別な演奏でした。
【廿日市伝説〜ふたつの物語〜】劇 くじら
「厳島神社物語」廿日市くじら保育園
宮島の大鳥居が、どうしてできたのか、とてもわかりやすく演じてくれていました。宮島の由来を初めて知ったという大人の方も多かったのではないでしょうか?
「蛇の池の大蛇」廿日市保育園
むかし、大雨が降ると、廿日市の極楽寺山の蛇の池から、大蛇がやってきて、廿日市の村を荒らし村人は困っていたそうです。廿日市保育園の近くにある福佐売神社の姫が大蛇を退治してくれたという民話を演じました。
このお話をいつか、廿日市保育園の神楽として、伝統にしたいと、密かに企んでいる園長です…。
「KENDAMA kujira cup!」くじら
廿日市はけん玉の町!たくさんの技やもしかめ、けん玉夢体操を披露しました。
県外の施設長達は、けん玉の取り組みが珍しく、技が決まる度に「わぁ!」という歓声と拍手をくれました。その反応に、ステージ上の子ども達がびっくりしていて、面白かったです。
「世界中のこどもたちが」「手をつなごう」
合唱 にじ・そら・くじら
子ども達の元気な歌声と手話に、会場の熱が一気に温まった気がしました。2園の園児と職員が共に歌を歌い、手を繋いだことで、心の距離も近付いた気がしました。
2園合同発表会は、初めての試みだったため、どうなることかと思いましたが、同じ町に住む仲間。これからも、共に手をつなぎ、「おもしろいことなんでもくじら級」な保育園づくりを目指していきたいと思います。
子ども達にも、職員にも、いい経験になりました。経験は宝です!
Instagramには動画もあります。覗いてみてください。
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