公私連携型保育所 廿日市保育園 社会福祉法人くじら公私連携型保育所 廿日市保育園

山賊焼きってどんなの?

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山賊焼きってどんなの?

山賊焼きってどんなの?

今月の食育の日の献立は、長野県の郷土料理で、太平汁(おおびらじる)・山賊焼き・キャベツのきのこ和えとごはんでした。

「太平汁(おおびらじる)」は、長野県木曽地方の伝統的郷土料理です。人参・大根・里芋・しいたけ・しらたきなど、自然豊かな大地で育った野菜がたくさん使われています。園では、人参・大根・里芋・ごぼうがたくさん入っていました。

説明を聞いた子どもたちは、「あ!にんじんがはいってる」「このしろいのはだいこん?」と言いながら、どんなお野菜が入っているのか、自分のお椀の中を覗き込んでいました。

タイトルにあげた「山賊焼き」は、名前がなんだか荒々しい感じですね。人気アニメに出てくる「海賊」にイメージを寄せている子どももいました。また、子どもたちに「さんぞくって知ってる?」と尋ねると、一人の子が「さんぞくのお店、知ってるよ」と応えてくれました。廿日市からほど近い山口県との県境にある「山賊」という、まさに鶏肉を串にさして焼いたものを食べることが出来るお店のことでした。

この料理は、長野県松本市、塩尻市を発症とするご当地グルメだそうです。鶏肉の1枚肉をたれに付け込んで揚げたものになります。山賊焼きとは、山賊は物を”取り上げる”ことから、”鶏を揚げる″料理を山賊焼きと呼ぶようになったそうです。昔は、油が貴重だったので、薄くひいた油で焼いていたそうですよ。

園では、焼かずに揚げたものが提供されました。ちょっと大きめのお肉に

大きく開けた口でかぶりついていましたよ。美味しくて、おかわりをする子もいました。外側は、サクッと、中はジューシー。みんなよく噛んで味わいながら食べました。

美味しい食事を友だちと会話を楽しみながらいただきました。

来月の食育の日もお楽しみに!

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