今月の食育の日のメニューは、

らーめん・きゅうりの梅和え・みかんゼリーで和歌山県の郷土料理でした。

《和歌山らーめん》　地元では「中華そば」と呼ばれています。一般的には、豚骨しょう油味が多いそうです。年長のくじらチームでは、お椀いっぱいについでもらったこどもたちに、「すごい、大盛だね。」と話しかけると「ううん。やまもりだよ～！」と、とてもうれしそうに応えてくれました。

《きゅうりの梅和え》　高級梅で知られる南高梅の産地のあるみなべ町や田辺町をはじめ、和歌山では梅干し作りが盛んで、梅の生産量が日本一です。最近では、塩だけで漬けたもの以外に、シソやはちみつを加えたものや、減塩や昆布だしを効かせたものなど様々な種類があります。「南高梅って聞いたことある～」という子もいましたが、知らない子もたくさんいたので、今度お買い物に行ったときに探してみてねとお話しました。

《みかんゼリー》　和歌山からみかんを連想する人は多いと思います。温暖な気候と冬でも日当たりの良い斜面が多いことからみかんの生育に適しています。有名な「有田みかん」は、和歌山のみかんのブランドです。

食育の日には、いろんな食材や産地について子どもたちとお話をしています。少しずつ、知っている地名も増えてきて、「よく知ってるね～。」と感心させられることもあります。興味や関心の幅が『食』を通してどんどん広がってほしいなと思います。